弁護士料金

料金

着手金

  • 東京23区の場合 45万円(税別)
    23区外の場合、応相談(着手金を高くするか、着手金は同額として出張ごとに日当をいただくかのいずれかとさせていただいております。なお、23区外への出張の日当は、三鷹でも稚内でも一日1回2万円(税別)です。)

報酬金

  • 不起訴の場合   50万円(税別)
  • 無罪の場合及び執行猶予期間中の再度の執行猶予の場合 10万円以上
  • 接見のみの場合 日当1回3万円から5万円
    なお、交通費や記録のコピー代なと、実費は別途いただきます。

 

料金説明

 当番弁護士に私選で依頼する場合、捜査段階の着手金が20万円、不起訴の場合の報酬又は起訴された場合の公判着手金が30万円、執行猶予時の報酬が30万円となっています。私の着手金は、捜査段階・公判段階という区別をせず、事件1件に対し、この当番弁護着手金または不起訴報酬金を合計して、5万円を値引きしたものです。そして、起訴された場合には、執行猶予の判決の言渡しがあっても、通常報酬をいただいておりません。ですから、起訴されて執行猶予となった場合には、通常よりも35万円安い、ということになります。一方で、起訴された方が弁護士は稼げるという不合理な国選弁護、当番弁護報酬規程に対するアンチテーゼから、不起訴の場合には50万円高くなるという料金設定にしております。

 その結果、逮捕されて48時間で不起訴という場合、95万円(税別)となり、とても高い印象を受ける金額となります。

 「たった48時間で100万円近く?」そう思われるかも知れません。

 しかし私は言いたい。勾留されたかったのですか?と。特急は各駅停車より乗車時間は短いのに料金は高いです。それと同じです。時間が短ければ高いというのはむしろ自然であると私は声を大にして言いたい。

 

他の事務所はどうなっているか

 刑事専門をインターネットでうたう他の法律事務所と比較してみてください。良心的な事務所の場合、捜査段階と公判段階で着手金を分けていたりはしていても、総額はだいたいうちの事務所と変わらない(不起訴の場合にはうちの事務所のほうが高いが執行猶予判決の場合はうちの事務所の方が安い)という感じになります。

 しかし、広告宣伝がえげつない事務所の場合、

  • 示談交渉で別料金をとる
  • 保釈請求に別料金をとる
  • 接見回数に応じて別料金をとる
  • 公判回数に応じて別料金をとる

といった具合で青天井という事務所も散見されます。

 どちらがいいか、よくお考えください。当事務所では、示談交渉や保釈請求は弁護に付随する当然の業務と考え、別料金はいただいておりません。また、起訴されて執行猶予の判決となる場合、通常誰がやっても執行猶予になると思われることから、別途の報酬はいただいておりません。

 不起訴も、私だからこそなる不起訴もあれば、誰がやっても不起訴になるという事案もあるのですが、私だからこそというのはもちろんのこと、誰がやってもといおう事案でも特急料金ということで報酬をいただいております。他の事件に優先して事務を処理することへの対価としてご理解ください。

 

支払方法

 最初の接見日当相当額だけは初めに一括してお支払いいただきますが、その後は分割払いも原則として応じています。ただし、実費として見込まれる金額については初めにお預けいただいています。

 

解決事例

 保釈で釈放されたことや、初犯の覚せい剤自己使用目的所持及び使用、万引き、器物損壊、など不起訴ないし執行猶予になって当たり前の事案をさも特別な実績であるかのように紹介している事務所もあります。しかし、当事務所はあたりまえの事案を解決事例として紹介することはしません。

 あえて紹介したい事案をいうならば、

  • 陽性反応が出て逮捕勾留された覚せい剤違反事件で不起訴になった事件が10件以上
  • 逮捕後48時間で勾留されずに釈放された微罪事件が多数

ということくらいでしょうか。